-20℃極寒雪中キャンプの装備と過ごし方

ちぃまめ

2013年12月12日 22:13



ちぃまめ家のホームグランドのスウィートグラスのある北軽井沢は、一番冷える時期だと-20℃近くまで冷え込むこともしばしば。





普通に考えたら、そんなところでテント泊したら凍死しちゃうよって感じなんですが、キャンプ場はしっかり営業していて、ちゃんとキャンプやっている人だっているんです。





しかも、やってみると意外と暖かく快適にすごせるんですよ~~~

一度やるとはまります!

実は私も数年前までは雪中キャンプなんて考えられなかったんです。

だって、イメージとしては、とにかく何をしてても寒くって食事をしたりするときも寒くってご飯食べたら即効シュラフに逃げ込んで過ごすって思ってたんです。

でも、実際はそこそこの装備さえあれぱ、夏とかとほとんど変わらない感じに快適に過ごすことができるんですよね。





寒いから出会える景色も魅力的なんですよ~~(^^)



今回は、極寒雪中キャンプでのちぃまめ家の装備&過ごし方を少しご紹介したいと思います。

今のところ凍死してないのでこんな感じなら大丈夫だよ~っていうのが分かってもらえるかと。

これから雪中キャンプをやる方のご参考になれば幸いです。



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まずテントですが、ちぃまめ家では冬キャンではピルツ15を愛用してます。

ポール一本で楽々設営のワンポールテントは極寒キャンプでも助かります~

寒い中すぐに居場所を確保できるメリットは大きいです!






そして、ピルツはフロアシートの周りが立ち上がっていて、フライシートもフロアシートに巻き込むような構造になっているので、気密性が高く隙間風が入りにくいので寒さをしのぐのには最適なのかと思っています。

ピルツは潔く?シングルウォールで使用してます。

インナーテントは使いません。

ハーフインナーだとせっかくのピルツの開放感が犠牲になってしまうし、フルインナーだと積載事情の関係で。。。(^^;)

シングルウォールで寒くないんですか!?ってよく聞かれますが、私感的にはたぶんインナー1枚増えたところで寒さ的にはほとんど変わらないのではないかと思っています。

いや、思うようにしています(笑)

だって車に乗らないし(^^;)





隙間風対策は結構重要なのかと。

皆さんいろいろ工夫されてますよね。

自作でスカートを作ったり、





雪で隙間を埋めたり。

隙間さえふさぐことができれば、どんなテントでも極寒雪中キャンプは可能だと思いますよ。

ごく普通のコールマンあたりのテントでも雪中やっている方もよく見かけますので、ハイスペックな高級幕で無くても、暖房や隙間対策がしっかりしていれば全然問題ないと思います。

たまにオープンタープで過ごしている強者もいますし(笑)






シングルウォールで問題なのは寒さよりも結露でしょうか。

結露が凍って朝にはテント内側がバリバリに。

で、朝ストーブを点けると溶けはじめてポタポタ水が垂れてくるわけです。

解け始めたところで吸水タオルなどで拭き取るのが朝のひと仕事だったりします。

霜取りワイパーがあると楽かもしれません。





ピルツの泣き所、フライシートとフロアシートの間にたまる結露も結構ひどくなります。。。。

でも、-20℃近くまで冷えた朝はしばらく凍ったままですので、氷の塊で一気に撤去できたりします(笑)






ピルツの下にはグランドシート代わりにフロアの形に切り抜いたブルーシートを敷いてます。

ブルーシートの上にピルツのフロアシートが乗ります。

ブルーシートが無いと、テント内の暖房によって下の雪や氷が解けてきますので結構フロアが濡れます。






あと、ペグは重要です!

よく雪中キャンプだと、ホムセンなどで一本20円くらいで買える農業用のプラペグを使っている方も多いですが、-20℃近くまで冷え込むスウィートグラスでは役に立ちません。

雪が少ない上に地面が凍っているので、プラペグではまったく歯が立ちません!






やっぱり頑丈なソリッドステークぐらいのペグじゃないと入っていかないですね。

うちではソリステ30&ピルツ純正ペクを使ってます。

ピルツに付いてきたペグは太かったので何とか入りました。

あと強靭なハンマーも必須です。

相当叩かないと入りませんので。

まるでコンクリートにペグを打ち込むような感じです。

テントに付属してくるような細いピンペグだと曲がってしまうので厳しいかと。


プラペグはもっと雪の多い標高の低いところでは有効ですね。

新潟のスノーピークヘッドクォーターで雪中をやったときには、農業用プラペグが大活躍でした。






テント内にはコールマンのテントマット270を2枚敷いてお座敷スタイルで使ってます。

裏がPVCシートになっているのでこれで下からの湿気をさえぎることができます。







マットはもちろんピルツのフロアには形ガ合わないので、3分の1ぐらい重ねて敷き、斜めの部分は折り曲げて台形の形とし、テントのフロア3分の2ぐらいを覆うことができます。

フロア全面に敷くマットも自作したんですが、積載が厳しくなった都合でこの方式に落ち着きました。

手前のマットなしのむ部分はフロアシートを少しめくって靴置き場にしたりして使ってます。






テントマットの上にはコールマンのインフレーターマットを4枚設置。

これが座布団代わりです。

このインフレーターマットは、通常のカタログには掲載されてないおそらくUSコールマン製のものでコストコで購入しました。

1つ2000円程度ととってもリーズナブルなのに、クッション性もそこそこ確保してくれ、断熱効果も結構あるコストパフォーマンスの高い1品です。

高価なものに比べてしまうと厚さは劣りますが。。。

ホントはサーマレストとかの断熱効果の高いものがいいんでしょうが、積載の関係とおサイフの関係で今のところコレで落ち着いてます。

コレでも十分です!





そして、この上にホカペを設置。





ホカペは1.5畳サイズを使ってます。

もう片側には電気毛布ダブルサイズを敷いてます。

お尻の下が暖かいというのは具合がいものです!

足元の寒さが無くなるだけでも効果絶大です!

以前は両方ホカペだったんですが、これらも積載の関係でひとつは電気毛布にせざるを得ませんでした。

電気毛布はやはりホカペに比べると出力が小さいので暖かさも物足りないですが、敷いても掛けても使えるのは具合がいいですね。





ちなみに、インフレーターマットとか敷かずに、ホカペを直敷きすると下の雪が解けてじゃぶじゃぶになります。。。

写真は撤収したらホカペ2枚分の池ができていたときの模様。

これはコレでウォータークッションみたいで具合よかったですが(笑)



長くなりそうなので次回に続きます~


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