フジカハイペットストーブをメンテナンス!番外編

ちぃまめ

2011年04月11日 10:12

フジカハイペットのメンテナンス記事を連載(?)中ですが、ちょっと休憩。


一般に「白フジカ」と呼ばれる白いハイペットには2種類あるのをご存知ですか?


またマニアックな内容ですので、興味ある方だけご覧ください。。。。(^^;)








ひとつは、こちらの、KSP-229-21C-J







もうひとつは、KSP-229-21Cです。

型番の最後に「J」が付くか付かないかの差なのですが、形は大きく違います。






「J」の付く型は燃料調整ツマミが、燃焼筒下部に付いています。





「J」が付かない型は燃料調整ツマミがタンクに付いています。




えっ。。。。。。大して変わらない。。。。。(^^;)


まあ、そう言わずに。。。。。。(笑)


白フジカの前のモデルになります、赤フジカは初代からすべてタンクにツマミが付いていまして、現行の機種は燃焼筒下部にツマミが付いたタイプになります。


このことから「J」が付かない、タンクにツマミが付いている機種は、おそらく前期型、「J」の付く燃焼筒下にツマミが付く機種は後期型と思われます。



この白フジカが大きな転換点になったということですね。




ツマミが燃焼筒下部に付いたことにより、給油口と燃料計の位置も正面から横へ変わっています。
ツマミが邪魔で給油できませんからね。。。。。



デザイン的にはメカニカルな雰囲気になりました。


他にも細かな点が変更になっています。




KSP-229-21Cの燃焼筒






KSP-229-21C-Jの燃焼筒






燃焼筒がKSP-229-21Cのほうが、FUJIKAの文字がエンボスされていたりして凝っています。


KSP-221-21C-Jは、文字も無いし、素材的にもちょっと安っぽくなってます。コストダウン?(^^;)







KSP-229-21Cは芯の周りもシンプルな作りです。


以下KSP-229-21Cの分解方法です。






蝶ネジを外すと。。。芯を押さえている部分が外れます。






こんな感じで芯が見えます。







調整ツマミのネジを外すと、






ツマミとシャフトが外れます。






シャフトを抜くと芯の部分が抜けます。






こんな感じにギアで芯を上下させる仕組みです。


違いはこんなところですかね~


もっと古い赤フジカもKSP-229-21Cと同じ方法で分解&芯の交換ができます。


KSP-229-21Cのほうが作りがシンプルですね。

メンテナンスもしやすいと思います。

どちらが好きかは好みが分かれるところですね。


以上白フジカ豆知識でした♪



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