2011年04月12日
フジカハイペットストーブをメンテナンス!タンク清掃編
前回からの続きです。
フジカちゃんをメンテナンス!分解編
今回はフジカハイペットのタンク清掃を行います!
最初に断っておきますが、ちょっとデンジャラスな方法ですので、よい大人はマネをしないように。。。(^^;)
あくまで自己責任でお願いします~~
フジカちゃんをメンテナンス!分解編
今回はフジカハイペットのタンク清掃を行います!
最初に断っておきますが、ちょっとデンジャラスな方法ですので、よい大人はマネをしないように。。。(^^;)
あくまで自己責任でお願いします~~
分解編でここまで分解しました。
タンク内はこんな感じでサビサビです。。。。
給油口から覗いた感じ。。。。ドロドロ。。。。(^^;)
このハイペットという機種は、タンクが「safetina NON LEAK TANK」と呼ばれる特許技術の2重タンク構造となっており、万が一、燃焼中に転倒したとしても、灯油が漏れることが無く、燃え上がることが無いそうです。
しかしながら、この2重タンクの内側(芯が入っているタンク)は水がたまりやすい構造なのか、白フジカに限って言えば、内側タンクには錆びが発生していることがほとんどです。。。。
タンク内部の防錆塗装が弱いと思います。
たいがい防錆塗装がはがれて浮き上がってしまっています。。。。
現行の黒は分解したことが無いので分かりませんが、この辺が改良されているのではないかと想像しています。
まず、地道に隙間から金属の棒などを使ってサビを削ります。磁石付きの棒などを使うとサビが取りやすいです。
こんなにサビが出できました。
タンク内の脱脂をするために、洗剤を入れます。今回はバスマジックリンを使用。何でもいいと思います。
水を入れて少しゆすってから捨てます。
泡が出なくなるまでよ~くすすぎます。
これから、タンク内のサビを取るわけですが、今回はコスト削減のためにサンポールを使用します。
サンポールでサビを溶かします。
コストを気にしないのであれば、タンクサビ取り専用の「花咲かG」「モンキーダンク」などを使うのが無難かと思います。
本当は、ダイソーで売っている、「ナイス」とかいうサンポールの類似品が強力な気がするのですが、今回は家にあったものを使用。
ためらわずに一本放り込みます!
あとはぬるま湯を入れてタンクいっぱいにします。
水よりぬるま湯を入れたほうが、反応がいいので少ない時間で済みます。
で、しばらく放置。。。。。
一時間おきぐらいに様子を見つつ行ってください。
時間掛けすぎると、タンクに穴が開く可能性がありますので。。。。(^^;)
今回は、時々混ぜながら一時間ぐらい放置。
中身を捨てます。
ここから先はスピード勝負!!
手早く行ってください。
なぜなら、サンポールによって酸性になった金属面が、見る見る錆びてくるからなのですよ。。。。(^^;)
タンク内をサンポールのにおいがしなくなるまで、よ~くすすぎます。
念入りにすすいでください!
で、今度は酸性を中和するために、塩素系の漂白剤を入れます!!
あくまで中和するだけですので、少量でいいと思います。
サンポールなどと混ぜてはいけないものですので、気をつけて行ってください!!よ~~~~くすすぐことが大事です!
そして水で薄めます。量は適当に。
そしてタンクをよくシェイクしてから、中身を捨てます。
これで中和完了!
後はのんびりやってください(笑)
底の錆びはほとんど取れましたよ~(^^)
中央の円柱のところは、芯が上下するところです。
ここの表面にざらつきがあると芯がスムーズに上下せず、燃料調整ツマミが回しにくくなります。
耐水ペーパーなどで丁寧に磨いておきましょう。
スポンジにヤスリが付いたものなどを使うと便利です。
ドライバーなどを使っても可。
表面も磨きます。
コンパウンドで研磨してみました~
白フジカは塗装が弱いです。。。。。
灯油が付いたまま放置しておくと、すぐに表面が黄ばんでしまったりします。。。。
ツヤがでました~
以上でタンク清掃編終了です!
この、サンポールを使ってタンクの錆びを取る方法は、バイクの整備などでやっている方が多いです。
バイク タンク清掃 などで検索を掛ければ多数ヒットすると思います。
あくまで自己責任でお願いしますよ~
次回は芯の取り付け&仕上げ編です!
Posted by ちぃまめ at 08:20
│フジカハイペット