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2011年04月13日

フジカハイペットストーブをメンテナンス!仕上げ編

前回のタンク清掃編からの続きです~


いよいよ仕上げですよ!



フジカハイペットストーブをメンテナンス!仕上げ編



芯の取り付け部を清掃します。


本当はこの部品も分解したいところなのですが、穏やかな分解の仕方が分からず。。。。(^^;)




このままで清掃します汗


フジカハイペットストーブをメンテナンス!仕上げ編



燃料ツマミを回すと、この内側のトゲトゲ付きリングが上下して火力を調整する仕組みですアップダウン


フジカハイペットストーブをメンテナンス!仕上げ編



だいぶ錆びてます。。。。(^^;)


フジカハイペットストーブをメンテナンス!仕上げ編



ワイヤブラシで磨きます。


フジカハイペットストーブをメンテナンス!仕上げ編



可動部はCRCなどの潤滑油をくれながら動かし、パーツクリーナーでキレイにすることをひたすら繰り返して錆びを落とします。


フジカハイペットストーブをメンテナンス!仕上げ編



表面は錆び落としで磨きます。



フジカハイペットストーブをメンテナンス!仕上げ編

さて、いよいよ芯を取り付けます!


今回は純正の芯ではなく、三木商事の芯、通称ミキシンを使います。
27号です。


個人的には、純正品より灯油の回りが良いような気がしてますが。。。。


純正と同じガラス芯ですので、耐久性もあります。



フジカハイペットストーブをメンテナンス!仕上げ編



ちなみにフジカはごく一般的なシンプルな筒状の芯ですので、直径95mm×厚さ2.5mmの芯ならばメーカー問わず使えます。


ミキシンでも13号がこのサイズですので対応してます。


メーカー純正はたしか、送料、代金引換手数料合わせて2800円程度だったと思います。


フジカハイペットストーブをメンテナンス!仕上げ編



燃料調整ツマミを最大まで回した状態で
、こんな感じで金具の中に芯を入れ、テープを内側のトゲトゲにプチプチと刺して固定します。



フジカハイペットストーブをメンテナンス!仕上げ編


個人的には、芯の上部が金具から8~9mm程度出るくらいに調整してはめるのがベストだと思います。

燃料調整ツマミを最大の状態でですよ。

この芯の上部の出す量によって最大火力が変わりますので慎重に調整してください。



出す長さが短すぎると、ツマミをいっぱいに回しても火力が弱くなってしまいますし、点火時の立ち上がりに時間がかかります。



逆に長すぎると、ツマミをいっぱいに回したときに、燃焼筒上部からかなり火柱が上がってススだらけになってしまいます。
まあ、長すぎの場合はツマミを使え目に回せば済みますが。。。。(笑)
ちょっとストレス?かもです(笑)



8~9mmだと、ツマミ最大の状態で、燃焼筒上部から少し火柱が上がる程度。



いったん取り付けて燃焼テストしてしまってからでも、取り外して調整できますが。。。
(手が灯油臭くなります(^^;))


また、芯が均一の長さになるように取り付けてください。
曲がっていると、火が偏ってしまいます。。。


フジカハイペットストーブをメンテナンス!仕上げ編



ちなみに、燃料調整ツマミがタンクに付くKSP-229Cの場合、金具上部から63mmぐらいがいいかと思います。


フジカハイペットストーブをメンテナンス!仕上げ編



また、KSP-229Cの場合、写真の芯の切り込みが調整ツマミ側に来るように取り付けてください。

タンク内にシャフトが通ってますので、この切り込みでシャフトを逃がすようになります。

KSP-1などの古いフジカ(赤フジカ)も同じです。



フジカハイペットストーブをメンテナンス!仕上げ編



芯が付いたら、タンクへはめ込みます。

中央の円柱部分にCRCなどの可燃性の潤滑油を塗っておくと簡単に取り付けられます。


フジカハイペットストーブをメンテナンス!仕上げ編



ゴムパッキンも忘れずに取り付けてください。


フジカハイペットストーブをメンテナンス!仕上げ編



こんな感じになります。


フジカハイペットストーブをメンテナンス!仕上げ編



灰受け皿を取り付けます。


フジカハイペットストーブをメンテナンス!仕上げ編
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燃焼筒は軽く錆びを落としてOKとしました。

分解してみても特にいじるところが無かったです。。。。



フジカハイペットストーブをメンテナンス!仕上げ編



載せます♪



フジカハイペットストーブをメンテナンス!仕上げ編



燃料計もキレイにします。



フジカハイペットストーブをメンテナンス!仕上げ編



裏側からパーツクリーナーで洗ったら、針のところの赤い色がちょっとはげちゃいました(^^;)

水などで軽くすすぐ程度がいいのかも知れません。。。。

まあ、キレイになったので良しとします汗



フジカハイペットストーブをメンテナンス!仕上げ編



後は外枠ですね~



フジカハイペットストーブをメンテナンス!仕上げ編



上のビスを3つ外します。


フジカハイペットストーブをメンテナンス!仕上げ編



上のプレートが外れます。網もだいぶ錆びてます。。。汗


フジカハイペットストーブをメンテナンス!仕上げ編



分解できました。


フジカハイペットストーブをメンテナンス!仕上げ編



網はワイヤブラシで軽く錆びを落としてから、耐熱シルバー塗料をスプレーしました。

ホムセンで車のマフラー用のが売っていたのでそれを使用。



フジカハイペットストーブをメンテナンス!仕上げ編



他の部品も錆びを落として元通り組み付けます。


フジカハイペットストーブをメンテナンス!仕上げ編



タンクに組み付けます。


フジカハイペットストーブをメンテナンス!仕上げ編



金属プレートが無くなって空回りしてしまっていた燃料調整ツマミには、ステンレスプレートを小さく切った物をはめて応急処置。


フジカハイペットストーブをメンテナンス!仕上げ編



ツマミをはめて天板を載せれば完成です~


フジカハイペットストーブをメンテナンス!仕上げ編



無くなっていた天板中央のフタ(クックプレート)も新品を取り寄せて付けました。

部品代だけで500円くらい。



フジカハイペットストーブをメンテナンス!仕上げ編



灯油を入れて芯に灯油が周るまで30分くらい待ってから点火びっくり


点火テストもばっちりですよチョキ



フジカハイペットストーブをメンテナンス!仕上げ編



使用には問題なかったのですが、ツマミのガタツキが若干気になったので、後日ツマミを新品に交換。
現在新品で手に入るのは、現行の白色になります。


このツマミが燃焼筒に直接付いている型(KSP-229C-J)は、ツマミ部分のシャフトがかなり熱を持ちます。


そのためプラスチック製のツマミは劣化して取り付け穴が広がって空回りしてしまいやすいのです。


現行の白色は熱対策がされているらしく、黒色に比べて穴が広がってしまうことが少ないように思います。


ツマミも確か500円くらいだったと思います。


以上でメンテナンス終了です~


私流の整備ですので、参考程度にお考えください。

何かありましても私には責任が取れませんので。。。。

整備はあくまで自己責任でお願いしますね(^^)


最後まで読んで頂きましてありがとうございましたm(_ _)m





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